側章

フォーマルウエアのトラウザースの脇線縫い目にそって飾られる、比較的広幅の飾りテープのこと。燕尾服は2本、タキシードは1本と決められていて、朱子織りのシルクやタフタ(木目模様の生地)などから作られる。また、儀礼的な軍服や、パレード用の音楽隊のユニフォームなどに見られるものもいう。

袖後付け

通常では脇から袖にかけて直線に一気に縫い上げるが、袖と身頃を別々に作り、袖を前側にずらして縫製する方法。フィット感や着心地がよくなるというメリットがあるのだが、この縫製方法だと袖をあとからつけることになり、非常に手間のかかる縫製方法。

袖刳り

アームホールのこと。

ソフトカラー

シャツ用語で、柔らかい仕上げの襟のこと。

ソフト・ショルダー・モデル

アメリカントラディショナル型の背広の肩線の新しい呼び方で、ナチュラルショルダーのことを指す。ヨーロピアン調の影響などからトラディショナル型の背広も衿幅が広く、全体にシェープドされているが、それに合わせた肩線のことをいう。現代のトラディショナルモデルの主流となっている。

ソフト・ビッグ・ショルダー

流行のビッグショルダー(大きな作りの肩)を、ただワイルドだけではなく、ソフトなイメージに仕上げたものをいう。いわばビッグショルダーの修正版ともいえる流行肩。

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